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クリスチャンの葬儀と「友引」は関係がある?迷わないための基礎知識

2025年11月25日

葬儀の日取りを決めるとき、「友引」という言葉が気になる方は少なくありません。特に日本では、仏式の葬儀で友引を避ける習慣が浸透しているため、「クリスチャンの葬儀でも同じように考えた方がいいのだろうか?」と戸惑う声もよく聞かれます。

この記事では、暦にまつわる六曜の基礎知識から「友引」とキリスト教の関係、さらに教会で葬儀の日程を決める際の流れまで、一般の方にもわかりやすくまとめています。クリスチャンのご家族を持つ方や、教会葬に参列するのが初めての方にとって、安心して読み進められる内容です。

目次

そもそも「友引」とは?六曜の基礎知識

まず、友引の意味について簡単に整理しておきましょう。友引は「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の六つから成る「六曜(ろくよう)」のひとつで、日本ではカレンダーにも広く記載されているため、葬儀の日程を決める際に気にする方が多くいます。言い伝えでは「友を引く」とされることから、友引に葬儀を行うと「故人が友を道連れにする」と考えられ、仏式葬儀では避ける習慣が続いてきました。

ただし、ここで押さえたい大切なポイントは、六曜はキリスト教の信仰とはまったく関係がないということです。友引はあくまでも日本の民間で用いられてきた暦のひとつであり、聖書にも教会の教えにも登場しません。そのため、クリスチャンにとって「友引だから葬儀を避けるべき」という考え方は存在せず、教会でも日取りを決める際に六曜を考慮することは一般的ではありません。

とはいえ、参列される親族や地域の風習を気にされる方がいる場合は、配慮として友引を外すケースもあります。大切なのは、「キリスト教の教えとして避ける必要があるわけではない」という点を理解しつつ、家族全体が無理なく日程を決められるようにすることです。

ここからは、友引を含む六曜それぞれの意味を、冠婚葬祭との関わりも含めて簡潔に整理していきます。六曜そのものはキリスト教の価値観とは無関係ですが、周囲との調整や理解のために知っておくと安心できる知識です。

友引

先勝(せんしょう/さきがち)

意味は「先んずれば勝つ」。午前が吉、午後が凶とされています。物事を早めに始めると良い日とされています。

【冠婚葬祭との関わり】
結婚式では「縁起をかつぐ方は午前中に挙式を行う」傾向があります。葬儀に関しては特に忌避される日ではなく、一般の葬儀社でも通常通りに行われています。

友引(ともびき)

「友を引く」と解釈されることから、勝負事は引き分けになる日とも言われます。本来は「共に引き合う」という意味に近く、悪い意味ではありません。

【冠婚葬祭との関わり】
結婚式では「友を引く=幸せのおすそ分け」として大安の次に人気です。一方、葬儀は「友を道連れにする」という迷信から、仏式では火葬場が休業する地域も多く、友引を避ける習慣があります。

先負(せんぷ/さきまけ)

「先んずれば負ける」という意味で、午前が凶、午後が吉とされます。焦らず控えめに行動する日とされています。

【冠婚葬祭との関わり】
婚礼や契約では「午後」に行うと良いとされることがあります。葬儀は通常どおり行われ、避ける習慣は特にありません。

仏滅(ぶつめつ)

六曜の中で最も凶とされる日ですが、「仏が滅する」と書いてあっても仏教とは無関係です。もともとは「物滅(ものほろび)」から転じたという説もあります。

【冠婚葬祭との関わり】
結婚式では敬遠されがちですが、式場の割引が多く「仏滅婚」を選ぶカップルも増えています。葬儀については「仏滅だから行ってはいけない」という理由はなく、通常通り執り行われます。

大安(たいあん)

「大いに安らぐ日」という意味で、六曜の中では最も吉の日とされます。何ごとも成功しやすいとされる最良の日です。

【冠婚葬祭との関わり】
結婚式では最も人気があり、婚姻届を大安に提出する方も多く見られます。葬儀では特に関係なく、一般的に通常通り行われます。

赤口(しゃっこう/しゃっく)

午の刻(11時〜13時)のみが吉で、それ以外は凶とされています。火や刃物に注意すべき日とする説もあります。

【冠婚葬祭との関わり】
結婚式では避ける方が多いですが、昼の時間帯に合わせてあえて挙式するケースもあります。葬儀は赤口でも問題なく行われます。

キリスト教葬儀が大切にする「時間」の考え方

六曜がキリスト教と無関係であることは先ほど触れましたが、ここでは「なぜ縁起や吉凶を気にしないのか」を、キリスト教の価値観から少し深く見ていきます。これを理解しておくと、友引という暦の考え方がキリスト教の葬儀に影響しない理由がより自然に納得できるはずです。

キリスト教では、時間の吉凶によって行動を変えるという考え方よりも、「神が共にいてくださる時間」そのものを尊重するという姿勢が大切にされています。聖書の中には「時を慎み深く用いなさい」「どの瞬間も神がともにいてくださる」という言葉が繰り返し語られ、人生の節目を“良い日か悪い日か”で判断するのではなく、神の導きと平安のうちに歩むことが勧められています。

そのため、葬儀に関しても「この日は縁起が悪い」「この日は良い日だから安心」という、運勢や占いによる判断を必要としません。むしろ、故人を神のもとにゆだねるという行為そのものが、どの日であっても神の前に尊いと理解されます。

また、キリスト教では「祈り」が中心にあります。葬儀の日取りは祈りをもって神に委ねるものであり、暦や占いではなく、ご遺族や教会にとって最も無理のない日程が選ばれるのが自然です。

六曜そのものを否定する必要はありませんが、キリスト教の立場では「友引に避けるべき宗教的理由は何ひとつ存在しない」という点を理解しておくと安心できるでしょう。

キリスト教徒

ケーススタディ|友引の日程調整で起こりやすい悩みと対応

ここでは、実際のご家庭や教会で起こりやすい「友引」にまつわる悩みを取り上げながら、どのように考えれば安心できるのかを具体的にご紹介します。ご自身やご家族の状況に近い例があれば、参考にしてみてください。

ケース1:家族は六曜を気にするが、本人(クリスチャン)は気にしない

日本で生活する多くの方にとって六曜は身近な考え方のため、信仰に関係なく「なんとなく気になる」という方は少なくありません。ご家族が不安に感じている場合は、次のような伝え方が役立ちます。

  • 「六曜はキリスト教の教えとは無関係で、教会では気にしないそうです。」
  • 「宗教的な理由ではなく、文化的な習慣なので心配しなくて大丈夫だよ。」
  • 「みんなが集まりやすい日を優先しよう。」

信仰と文化の違いを丁寧に伝えることで、ご家族の不安が和らぐ場合が多いです。

ケース2:火葬場が友引で休みの地域の場合

宗教とは関係なく、地域によっては火葬場が友引に休業する場合があります。この場合は実務上別日にせざるを得ません。これは「縁起」ではなく「設備の運用ルール」であり、キリスト教的な考え方とも矛盾しません。

近隣の火葬場に相談すれば代替案を提案してもらえることが多く、教会と連携しながら無理のない日程で進められます。

ケース3:遠方の家族が集まりやすい日がたまたま友引

遠方からの移動がある場合、希望する参列者が集まりやすい日が友引に重なるケースはよくあります。この場合、キリスト教ではまったく問題ありません。教会側が優先するのは、ご遺族の都合と、共に祈りをささげられるかどうかです。

ケース4:教会の予定が友引しか空いていない

教会では、日曜日の主日礼拝・結婚式・行事などでスケジュールが埋まっていることがあります。日程が限られている場合、「友引だから避けたほうがいい」という懸念は不要で、教会が対応できるもっとも早い日が選ばれるのが自然です。

ケース5:「縁起が悪いと思われないか」心配な場合

参列者の中には六曜を気にする方がいるかもしれません。しかし、キリスト教の葬儀は「神の前での祈り」が中心であり、縁起の良し悪しとは関係がありません。どうしても心配であれば、案内状に日程だけ淡々と記載し、「友引」という言葉はあえて触れないという方法もあります。

このように、友引にまつわる悩みは多くありますが、どの場合も「キリスト教では友引を気にする必要はない」という前提があれば、落ち着いて判断できます。ご家族の気持ちを尊重しつつ、神の導きのもとで無理なく日程を調整していくことが大切です。

教会で葬儀の日程を決める流れ

キリスト教の葬儀では、日程は六曜ではなく、教会・ご遺族・火葬場の都合を踏まえて決められます。ここでは、一般的な調整の流れをわかりやすくご紹介します。

1. 教会へ連絡し、状況を伝える

まずは教会に連絡し、故人のご様子や現在の状況を伝えます。教会側は牧師先生・神父様の予定や式場の空き状況を確認しながら、可能な日程を一緒に考えてくれます。

2. 牧師先生・神父様、ご遺族の予定をすり合わせる

葬儀は必ず牧師先生または神父様が導きます。そのため、説教者の予定とご遺族の希望日をすり合わせながら候補日を絞っていきます。

3. 教会の行事や礼拝の有無を確認する

教会では日曜礼拝・祈祷会・結婚式など、決まった行事が行われています。特に日曜日は礼拝が優先されるため、葬儀を別日に設定することが多いです。

4. 火葬場の空き状況を確認する

地域によっては火葬場が混雑している場合もあるため、葬儀社と協力しながら火葬の予約日も調整します。友引で休業する火葬場がある地域では、実務上別日に調整されることがあります。

5. 最終的にもっとも無理のない日時で確定

こうして、ご遺族・牧師先生(神父様)・火葬場の予定が揃った段階で正式な日時が確定します。判断基準はあくまでも「現実的な予定」と「祈りのうちに無理なく進められること」であり、六曜は判断材料にはなりません。

急な場合でも、教会はできる限りご遺族の気持ちに寄り添い、柔軟に対応してくれることが多いので、「友引だからどうしよう…」と心配する必要はありません。

教会葬に初めて参列する方向けQ&A(六曜以外の不安)

友引に関する不安とは別に、「教会葬に参列するのは初めてで、マナーがよくわからない」という方は多くおられます。ここでは、よく寄せられる疑問を Q&A 形式でまとめました。必要に応じて、より詳しい解説ページにもリンクしていますので、安心してご準備いただけます。

Q1. 教会葬の服装はどうすればいい? 数珠は必要?

A. 基本的には仏式葬儀と同じく、黒を基調とした喪服で問題ありません。ただし、キリスト教では数珠を用いないため、持参する必要はありません。

詳しくはこちら:
教会葬儀にふさわしい服装マナーとは?
キリスト教の葬儀に数珠は必要?

Q2. 香典は持っていくべき? 表書きはどうする?

A. キリスト教式では、香典の代わりに「御花料(おはなりょう)」と記載した袋をお渡しします。金額相場や記載方法は仏式と大きく異なるため、事前に確認しておくと安心です。

詳しくはこちら:
教会葬儀で香典は必要? キリスト教の香典マナー

Q3. クリスチャン向けのお悔みの言葉がわからない…

A. キリスト教の葬儀で「ご冥福をお祈りします」は使いません。代わりに「ご遺族の上に主の慰めがありますように」など、信仰に沿った表現が適切です。

詳しくはこちら:
キリスト教葬儀でのお悔みの言葉

Q4. キリスト教葬儀では焼香はするの?

A. キリスト教の葬儀では焼香は行いません。焼香は仏式の作法であり、キリスト教には同じ儀式が存在しないためです。代わりに、多くの教会では「献花(けんか)」を行います。白い花を祭壇に捧げ、静かに祈ることで故人への慰めと感謝を表す儀式です。

献花は特別な作法を必要としないため、初めての方でも安心して参加できます。焼香のような細かい手順がなく、心を込めて一輪の花を捧げることが中心となります。

Q5. 礼拝堂ではどう振る舞えばいい? 立つ・座るのタイミングが不安です

A. 教会の式次第には、立つ・座るの動作が含まれることがありますが、初めての方が迷う必要はありません。基本的には、司式者(牧師先生・神父様)や会堂内の案内に合わせて動けば問題ありません。

賛美歌が歌われるときに立つことがありますが、体調が悪い場合や不安がある場合は無理に立たなくて大丈夫です。心を込めて静かに祈りに参加することが、キリスト教葬儀では何より大切にされています。

まとめ

キリスト教の葬儀では、友引や六曜を日程判断の基準にすることはありません。六曜は日本の民間習慣であり、キリスト教の信仰や教会の教えとは関係がないためです。どの日であっても、故人を神のもとへゆだね、祈りのうちにお見送りすることの尊さは変わりません。

ただし、ご家族の中に六曜を気にされる方がいる場合や、地域の火葬場の運営状況など、現実的な事情で日程が変わることはあります。大切なのは、宗教的な縛りではなく、皆が無理なく集まり、心を込めて故人を偲べる日を選ぶことです。

友引にまつわる迷いや不安があっても、キリスト教葬儀では気にする必要がありません。まずは教会に相談し、牧師先生・神父様や葬儀社と連携しながら、落ち着いて日程を整えていけば大丈夫です。

当サイトでは、信仰を尊重したキリスト教葬儀を大切にし、ご遺族の不安や疑問に寄り添いながらサポートいたします。日程のこと、マナーのこと、教会への連絡など、どんな小さなご質問でも遠慮なくお知らせください。安心してお見送りの日を迎えられるよう、心を込めてお手伝いします。



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